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接し方を知ってうつ病患者と向き合う|大切な人を傷付けない

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正しく知って正しく治療

カウンセリング

どのように進んでいくか

基本的にうつ病は充分な休養と投薬治療の2本柱で行われるようになっていますが、それ以外にも病院によっては精神療法を取り入れたりすることもあります。本人の努力も必要ですが、自己管理が難しい病気なので、実際には家族が正しく接し、コントロールする必要も出てきます。先ず、病院に行ってうつ病だと診断された場合は、十分な休養を取ることが勧められる場合が多くなっています。しかしその人の性格、さらに置かれている環境によってはなかなか仕事や家事を休まない場合も多くなっています。とはいえ休養をしっかりと取ることなく、精神的にも肉体的にもストレスを感じている状態だと、どれだけ頑張っても期待通りの治療効果が出ない時もあります。その為、どうしても休まない、休めないという時は入院することによって治療に専念できる環境を作る時もあります。また病院では投薬治療もおこなわれていますが、そうした時に利用するのが抗鬱剤と呼ばれる薬です。薬自体は病院での指示に従って飲むようにしなければいけない為、家族や周りの人は必ず飲むように管理することになります。現在、主に利用されているのは5種類の薬で、それぞれセロトニンの量を調整する働きが期待できる薬となっています。抗鬱剤を利用することによって神経の情報伝達物質のバランスが整いやすくなるため、患者自身の心と体のバランスが整って、伝達自体もスムーズに行いやすくなるメリットがあります。このようにして病院では治療を行うことになっていますが、実際には本人だけでなく、患者や周りの人の接し方でも大きく変わってくることがあります。接し方としては、先ず基本的にはうつ病は病気の一種ということをよく理解し、さらに本人の話をよく聞くようにすることです。さらに病院に行くとどうしてもすぐに良くなると考えてしまいがちですが、治療に必要な時間には個人差があります。まずはゆっくりと見守り、なるべくせかさないようにする接し方などを心掛けるようにしながら、必要に応じて病院に相談します。うつ病はそのまま放置しておいたとしても条件が整わなければ自然治癒する可能性はかなり低く、かえって重症化してしまう場合も珍しくありません。反対に軽度のうちに病院に通い、周りの接し方等も変えていくと症状自体も長期化することも、重症化することもなく改善していく場合もあります。まずは病院に行き、そして診断を受けて正しい治療を受けるというのがうつ病の人の周りにいる人にとっても知っておきたい接し方の基本です。